退去時の精算で揉めない|電気の停止日と最終請求の考え方(賃貸のトラブル回避)

退去時の精算で揉めない|電気の停止日と最終請求の考え方(賃貸のトラブル回避)

賃貸の退去時、電気の停止日・最終検針・日割り計算がズレると「二重請求に見える」「まだ請求が来る」で揉めやすい。停止手続きの最短手順、最終請求が遅れる理由、確認ポイント、管理会社とのすり合わせ方を整理。

退去時の精算で揉めない|停止日の考え方

賃貸の退去で揉めやすいのが、意外にも電気の精算です。

「停止したはずなのに請求が来る」

「次の月にも引き落としがあった」

こうなると不安になりますが、実は多くが停止日と検針のズレで起きます。

手続きを正しくやって、確認ポイントを押さえるだけで、トラブルはかなり減らせます。

結論:退去の電気は「停止日=請求が止まる日」ではないことがある。最終検針と締め日ズレを理解しておけば揉めない

よくある不安 起きる理由 確認すべきこと
停止したのに請求が来た 最終検針の確定が翌月 最終利用期間(検針ベース)
二重請求に見える 旧居の最終分+新居の初月分が同月に来る 請求対象期間を見て切り分け
退去日と停止日がズレた 立会い日・引渡し日と生活実態が違う 「最後に使う日」を基準に申請

ポイント:揉める原因の大半は「請求額」ではなく請求期間の誤解です。期間を見れば落ち着いて判断できます。

退去時の電気:やることは3つだけ(順番が大事)

  1. 最後に電気を使う日を決める(退去日ではなく生活最終日)
  2. 電力会社に停止手続きを入れる(できれば早め)
  3. 最終請求の確認(請求月がズレる前提で待つ)

コツ:退去日は「鍵の返却日」や「立会い日」になりがちです。電気は生活の最終日で止める方が混乱しません。

停止したのに請求が来る理由(ほぼこのどれか)

  • 検針日の都合で、最終利用分が翌月請求になる
  • 口座/カードの引落タイミングが遅れて反映される
  • 最終月は日割りや端数調整が入る

整理:停止=利用停止であって、請求の“通知/引落”が同日に止まるとは限りません。請求書の対象期間で判断するのが正解です。

二重請求に見えるパターン(旧居+新居が同月に来る)

引っ越し月は、旧居の最終請求と新居の初月請求が同じ月に来ることがあります。

このとき「二重請求?」と感じやすいですが、見るべきはここです。

見る場所 確認ポイント
請求対象期間 旧居と新居で期間が分かれているか
供給地点(住所) どちらの住所の請求か
契約番号 契約が2つ存在していないか

安心材料:請求対象期間がズレているなら、同月に2件来ても“二重”ではありません。

管理会社・大家と揉めないための基準(ここだけ合意しておく)

電気の精算で揉めるのは、退去側(あなた)と管理側で「基準日」が違うときです。

ここだけ揃えると、揉めにくいです。

  • 生活の最終日(電気を最後に使う日)
  • 鍵の返却日(退去の手続き日)
  • 停止申請日(電力会社へ依頼した日)

ポイント:生活最終日を基準に停止して、鍵返却まで最低限の照明が必要なら「最終日」を少し後ろにする、など現実に合わせればOKです。

確認のための質問テンプレ(退去手続き時)

質問テンプレ:

「退去に伴い電気の停止手続きを進めます。電気の精算は入居者の個別契約で問題ないでしょうか?また、鍵返却日と生活最終日がズレる場合の扱い(共用部の点検等)で注意点があれば教えてください。」

狙い:“電気の契約主体が誰か”を最後にもう一度確認しておくと、後から揉めにくいです。

退去後の次アクション:電気を見直すなら「条件を揃えて比較」

新居で電気を見直すなら、退去の精算が落ち着いたタイミングで、条件を揃えて比較するのが安全です。

比較はこの順で見ると、引っ越しでも失敗しにくいです。

  1. 縛り(最低利用期間)
  2. 解約金
  3. 基本料金従量単価
  4. 燃料費調整などの調整項目

電力会社のおすすめランキングを見る

都市ガスセットは「都市ガスを使う家庭」が対象です。引っ越し直後はまず電気側を安定させ、必要な人だけセットへ進むと判断がズレません。

電気+都市ガスセットのおすすめを見る