

賃貸で電気の見直しをしようとして、地味に厄介なのが子メーターです。
一括受電ほど有名ではないのに、
という“やりにくさ”が出やすい仕組みです。
ここを理解しておくと、余計な不安や無駄な申込みが減ります。
| 普通の物件(個別契約) | 子メーター物件 |
|---|---|
| 電力会社が直接、検針→請求 | 管理側が計測し、家賃等と一緒に請求することがある |
| 明細は電力会社のWeb/紙で見られる | 明細は管理会社の請求書で出ることがある |
| 切替できる可能性が高い | 切替は物件の契約形態次第で制約される |
ポイント:子メーターは“電気代を管理側が回収する仕組み”になりやすいので、自由化の前提(個人が契約主体)とズレやすいです。
ざっくり言うと、こうです。
建物の大元メーター(親)があって、各部屋の使用量を子メーターで計測する。
そして請求は、電力会社ではなく管理側がまとめて計算しているケースがある、ということです。
イメージ:電気は「まとめ買い」や「まとめ請求」になっていて、部屋単体で完結していない。
| サイン | よくある状況 | 子メーターっぽさ |
|---|---|---|
| 電気代が家賃と一緒 | 管理会社から請求 | 高い |
| 電力会社の明細がない | Web明細/検針票が出ない | 高い |
| 共用部の電気とまとめている説明 | 入居時に説明があった | 高い |
| 部屋のメーターが“管理用”っぽい | 型番や表示が独特 | 要確認 |
最短:「電力会社から直接請求されていない」場合、子メーターや一括受電を疑うのが早いです。
子メーター物件でよくある不満が、
「使った量と請求が合わない気がする」
です。
ズレが起きる代表理由は次のとおりです。
| ズレ要因 | 何が起きる? | 現実の確認ポイント |
|---|---|---|
| 検針日が電力会社と違う | 月の区切りがズレて見える | 請求期間(何日分か) |
| 共用部按分が入る | 自室以外の負担が混ざる場合 | 請求書に「共用」項目があるか |
| 計算ルールが管理側 | 単価や端数処理が独自 | 単価・計算式の明記があるか |
重要:ズレ=不正、とは限りません。区切り(期間)と計算ルールが違うだけのケースが多いです。
子メーターだと、個別切替ができない場合があります。
まず管理会社に、次の2点を確認すると現実が見えます。
確認テンプレ:
「この物件は子メーター(管理側計測)と伺いました。入居者が電力会社を個別に変更できる契約形態でしょうか?また、電気料金の算定ルール(単価・共用部按分・請求期間)を確認できますか?」
狙い:切替可否と、請求の納得ポイント(算定ルール)を同時に押さえると、ムダに消耗しません。
| 対処 | 効くケース | ポイント |
|---|---|---|
| 請求の内訳・算定ルールを確認 | 高い/納得できない | 期間・単価・共用按分の有無 |
| 節電の優先順位を変える | すぐ下げたい | 空調・給湯・待機電力が効く |
| 次回の住み替え条件に入れる | 根本から変えたい | 「個別契約可」を条件化 |
割り切り:子メーターは仕組み上、透明性が低く感じやすいです。まず算定ルールを押さえて、できる手を最短で打つのが得策です。
都市ガスもセットで検討する場合は、まずガスが都市ガスかプロパンかで大きく変わります。電気側の制約(子メーター/一括受電)を確定させてから、必要な人だけセットへ進むと判断がズレません。