共用部と請求の関係|賃貸マンションで電気代が高く感じる“誤解ポイント”と確認手順

共用部と請求の関係|賃貸マンションで電気代が高く感じる“誤解ポイント”と確認手順

賃貸マンションでは共用部(廊下照明・エレベーター等)の電気が家賃/管理費に含まれる、または按分されるケースがあり、電気代が高く見える原因になる。共用部の扱いパターン、明細の見分け方、管理会社に確認すべき点を整理。

共用部と請求の関係|誤解が起きやすいポイント

賃貸マンションの電気代で「なんか高い…」と感じるとき、意外と多い原因が共用部です。

廊下の照明、オートロック、エレベーター、防犯カメラなど、共用部にも電気は使われています。

ここを知らないと、

  • 自分の使い方のせいだと思って消耗する
  • 明細が合わない気がして不安になる
  • 電力会社を変えれば全部解決すると思って空振りする

となりがちです。

共用部の扱いは物件によって違うので、パターンを知って確認するだけでスッキリします。

結論:共用部の電気は「家賃/管理費に含まれる」か「按分で請求に混ざる」かの2パターン

パターン あなたの見え方 多いのは?
① 管理費等に含まれる 電気代とは別に、管理費が高い よくある
② 按分で請求に混ざる 電気代の内訳が分かりにくい 子メーター物件で起きやすい

ポイント:共用部の電気は「自室の節電」だけでは下がりません。まず“請求の仕組み”を確認するのが早いです。

共用部って何が含まれる?(代表例)

  • 廊下・階段の照明
  • エレベーター
  • オートロック・インターホン
  • 防犯カメラ
  • 共用の換気扇・給水ポンプ

体感のズレ:自室で節電しているのに請求があまり下がらないとき、共用部コストが一定で乗っていることがあります。

パターン①:管理費(共益費)に含まれている場合

このパターンでは、電気代としては見えません。

代わりに、管理費(共益費)がやや高いことで回収されていることがあります。

特徴 確認ポイント
電力会社の明細は普通に出る 電気代とは別に管理費を確認
自室の使用量に関係なく一定 管理費の内訳(可能なら)

ここでの理解:電力会社を変えても、管理費に含まれる共用部の負担は別枠のままです。

パターン②:按分で請求に混ざる場合(明細が分かりにくい)

子メーター物件などで、管理側が計測・請求していると、共用部コストが按分で混ざることがあります。

よくある見え方 不安になる理由 確認すべき場所
電気代の単価や計算式が書かれていない 自室の使用量と一致しない気がする 請求書の内訳・算定ルール
請求期間が月末月初でない 月次比較がズレる ご使用期間(何日分か)

重要:ズレがあっても、必ずしも不正ではありません。共用部按分+期間ズレで説明がつくケースが多いです。

最短の確認手順(5分で終わる)

  1. 電気代が「電力会社から直接請求」か「管理会社請求」かを確認
  2. 管理会社請求なら、算定ルール(単価・共用部按分・期間)を確認
  3. 電力会社請求なら、共用部は管理費に含まれていないかを確認

ポイント:どちらのパターンでも、「電気代が高い=自室の使いすぎ」とは限りません。構造を押さえると対策が的確になります。

管理会社に聞く質問テンプレ(共用部が怪しい時)

質問テンプレ:

「共用部の電気代は、管理費(共益費)に含まれていますか?それとも各戸に按分して請求されていますか?按分の場合、算定方法(単価・対象・請求期間)を確認できますか?」

狙い:“高いか安いか”ではなく、どう回収しているかを聞くと答えが明確です。

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共用部負担が別枠なら、電力会社を変えても下がるのは“自室の部分”だけです。だからこそ、比較するときは「基本料金」「従量単価」「燃料費調整」の3点を同条件で見て、期待値をズレさせないのがコツです。

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